労働基準法・改善基準告示 ・ ステージ3
トラックの運転時間と連続運転
この章でわかること
- 運転時間の
「2日平均9時間」と 「2週平均44時間」 - 2日平均の
判定方 法(前日とも 翌日とも 超えたら 違反) - 連続運転4時間と
「運転の 中断」の 数え方 - 計算問題の
解き方の 手順
1なぜ運転時間にも上限があるの?
拘束時間を
3つの
22日平均9時間:前日とも、翌日とも
ある
前日との
| 前日との | 翌日との | 判定 |
|---|---|---|
| 9時間以内 | 9時間以内 | OK |
| 9時間超 | 9時間以内 | OK |
| 9時間以内 | 9時間超 | OK |
| 9時間超 | 9時間超 | 違反 |
32週平均44時間 = 2週間で88時間
「2週間を
2週間の
4連続運転4時間と「運転の中断」
連続運転時間とは、
数え方:中断が合計30分たまったらリセット
◯ の例
運転1h → 中断10分 → 運転2h → 中断20分
✕ の例
中断は
中断のこまかい決まり
- 1回は
おおむね連続10分以上 。10分未満の 中断を 3回以上 連続させない - SA・PAが
満車で 止められないなど、 やむを 得ない ときは 30分まで できる延長 (最大4時間30分) - 運転の
中断は、 原則と して 休憩(荷役などの 作業ではなく)
5例題で確かめよう
例題1
運転時間が、
答えと解き方を見る
- 特定日と
前日の 平均:(9+10)÷2=9.5時間 → 9時間超 - 特定日と
翌日の 平均:(10+10)÷2=10時間 → 9時間超 - 両方とも
超えているので 違反 。
例題2
次の
運転1時間30分 → 中断10分 → 運転1時間 → 中断10分 → 運転1時間 → 中断10分 → 運転30分
答えと解き方を見る
- 中断を
足していく:10分 → 20分 → 30分。 3回目で合計30分に 届く。 - それまでの
運転:1.5+1+1=3時間30分。 4時間以内。 - 中断は
1回10分以上で 合計30分。 よって 違反ではない 。最後の 30分の 運転は、 ここから 新しく 数える。
例題3
2週間の
答えと解き方を見る
合計90時間で、
6試験でねらわれるひっかけ
まとめ
- 運転
時間:2日平均9時間、 2週平均44時間(=2週で 88時間) - 2日平均は
「前日との 平均」 「翌日との 平均」の 両方が 9時間超で 違反 - 連続運転4時間以内。
中断は 1回おおむね10分以上・合計30分以上 - 10分未満の
中断は 3回以上 連続させない。 やむを 得なければ 4時間30分まで
出典:改善基準告示(トラック)、厚生労働省「トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント」。2026年10月時点の内容です。法令や告示は改正されることがあるので、試験の前には最新の公式資料で確認してください。