道路運送法 ・ ステージ2

旅客の運行管理者(人数と業務)

この章でわかること

1人数の式は3本

旅客の運行管理者の人数
乗合・乗用・特定
÷40+1何両でもこの式
一般貸切 〜99両
÷20+119両以下は2人(4両以下で認められれば1人)
一般貸切 100両〜
(−100)÷30+6100両で6人

どれも「÷」の答えは小数点以下切捨て。

一般貸切の人数の増え方

223456 〜1920〜3940〜5960〜7980〜99100〜129

99両で5人(99÷20=4、+1)、100両で6人。式が変わってもつながっています。

小さな車(定員10人以下)の営業所乗車定員10人以下の車でも、5両以上管理する営業所では運行管理者の選任が必要。例:30両なら 30÷40=0、+1で1人。

2運行管理者の業務

施設休憩・睡眠・仮眠の施設を適切に管理(整備・保守は事業者)
健康健康状態を把握し、疾病・疲労・睡眠不足などのおそれがある人を乗務させない
運行記録計管理して記録を保存。記録できない車は運行させない
記録・台帳事故の記録、乗務員等台帳を作って営業所に備える
人選任された運転者以外は運転させない。補助者を指導・監督
指導指導・監督と特別な指導、適性診断を受けさせる

補助者は選任できる(義務ではない)。選任したら、運行管理者が補助者を指導・監督します。

3特別な指導と適性診断の対象

事故惹起運転者死者・重傷者を生じた事故を起こした者
初任運転者新たに雇い入れた者
乗務経験のない者必要な乗務経験がない者
高齢運転者65歳以上

4記録の保存期間

記録保存
事故の記録(日時・場所・概要・原因・再発防止対策)3年
指導・監督の記録3年
運転者台帳(運転者でなくなってから)3年

点呼・業務の記録などは、事業の種類で期間が変わります(→「旅客の点呼と記録」)。

5例題で確かめよう

例題1

一般貸切の営業所で130両を管理している。運行管理者の最少人数は?

答えと解き方を見る

(130−100)÷30=1、+6で7人。

例題2

正しいか、誤りか。「旅客自動車運送事業者は、必ず運行管理者の補助者を選任しなければならない。」

答えと解き方を見る

誤り。補助者は選任できるもので、義務ではありません。

6試験でねらわれるひっかけ

一般乗合で100両以上なら(−100)÷30+6
その式は一般貸切。乗合・乗用は何両でも÷40+1
休憩・睡眠施設の整備は運行管理者の業務
整備・保守は事業者。運行管理者は適切に管理する
事故の記録は1年保存
3年保存

まとめ

ドリルで確かめる(旅客の運行管理者)

要点ノートで見直す

出典:旅客自動車運送事業運輸規則 第47条の9・第48条。2026年10月時点の内容です。法令や告示は改正されることがあるので、試験の前には最新の公式資料で確認してください。