道路交通法 ・ ステージ3

運転者の心得と安全運転管理者

この章でわかること

1安全運転の義務

道路交通法のすべてのルールの土台が安全運転の義務です。ハンドル・ブレーキなどを確実に操作し、道路や交通の状況に応じて、他人に危害を及ぼさない速度と方法で運転します。

ドアと荷物安全を確かめずにドアを開けない。ドアを閉め、荷物を確実に積んで転落・落下を防ぐ。落とした積荷は速やかに取り除く
座席ベルト運転者も同乗者も装着させる。幼児にはチャイルドシート
無免許の人に車を貸さない無免許運転のおそれがある人に自動車を提供してはならない(何人も)

2弱い立場の人がいるとき

目や耳の不自由な人付き添いのない児童・幼児高齢者など→一時停止か徐行
歩行者がいる安全地帯→側方を徐行

3標識(マーク)と免許の更新

初心運転者 1年未満は表示義務 高齢運転者 70歳以上は努力義務

初心運転者標識:普通免許を受けて通算1年未満は表示が義務。高齢運転者標識:70歳以上は努力義務。(図はイメージ)

更新
有効期間更新できる期間
誕生日の1か月前満了日

免許の更新は、満了日の直前の誕生日の1か月前から満了日まで。

4安全運転管理者

トラック・バス会社に限らず、車をたくさん使う事業所には、運転者の安全を管理する安全運転管理者を置きます(道路交通法の制度。運行管理者とは別)。

使用の本拠ごとに選任
乗車定員11人以上の自動車
1台以上
その他の自動車
5台以上
20台以上→20台ごとに副安全運転管理者を1人

選任・解任したら15日以内に都道府県公安委員会へ届出(運輸支局ではない)。

5環状交差点

右回り(時計回り) 入るときは徐行、中の車を妨げない

6例題で確かめよう

例題1

乗用車4台と、乗車定員11人のマイクロバス1台を使う事業所。安全運転管理者の選任は必要か。

答えと解き方を見る

必要。乗車定員11人以上の自動車を1台でも使えば選任します。

例題2

安全運転管理者を選任した。どこに、いつまでに届け出る?

答えと解き方を見る

都道府県公安委員会に15日以内。

7試験でねらわれるひっかけ

安全運転管理者は自動車10台以上で選任
11人以上の車1台以上、その他5台以上
選任の届出は運輸支局長へ
都道府県公安委員会へ15日以内
高齢運転者標識は70歳以上の表示義務
努力義務(初心運転者標識は義務)
環状交差点の中は左回り
右回り(時計回り)

まとめ

ドリルで確かめる(運転者の心得)

要点ノートで見直す

出典:道路交通法 第64・70〜71条の5・74条の3・101条。2026年10月時点の内容です。法令や告示は改正されることがあるので、試験の前には最新の公式資料で確認してください。