労働基準法・改善基準告示 ・ ステージ2
トラックの拘束時間と休息期間
この章でわかること
- 「拘束時間」と
「休息期間」の ちがい - 1日・1か月・
1年の 上限の 数字と、 その 理由 - 「1日」の
数え方 (試験で 一番まちがえやすい ところ) - 休息を
分けて 取る 「分割休息」の 条件
1なぜ、こんな決まりがあるの?
トラックの
そこで
2まず、ことばを整理しよう
1日の
睡眠・食事・通勤・家族の
青い枠の
拘束時間
始業から
休息期間
終業から
31日の拘束時間と休息期間
この
- 拘束 13時間 + 休息 11時間 = 24時間(基本の
形) - 拘束 15時間 + 休息 9時間 = 24時間
(ぎりぎりの 形)
どの
拘束が
1日ずつ
※宿泊を
4いちばん大事:「1日」の数え方
改善基準告示の
ふつうは
月曜は
- 月曜の
拘束時間 = 12時間 + 重なり3時間 = 15時間 - 休息期間 = 月曜19時〜火曜4時 = 9時間(9時間を
下回っていないので OK)
51か月・1年の拘束時間
1日ごとの
| 原則 | 労使協定が | |
|---|---|---|
| 1か月 | 284時間以内 | 310時間まで |
| 1年 | 3,300時間以内 | 3,400時間まで |
1か月の
労使協定(会社と
- 284時間を
超える 月は、 連続3か 月まで - 1か月の
時間外・ 休日労働が 100時間未満 となるよう 努める
◯は
6休息を分けて取る「分割休息」
仕事の
- 1回は
続けて 3時間以上 - 2回に
分けるなら合計10時間以上、 3回に 分けるなら合計12時間以上 - 使えるのは、
1か 月程度の 全勤 務回数の 2分の 1まで - 3回に
分ける 日が 連続しないよう 努める
2分割は 3+7=合計10時間、
分ける
7休日に働かせるとき
休日労働は
2週間(14日)の
8バス・タクシーと比べて覚える
同じ
| トラック | バス | タクシー (日勤) | |
|---|---|---|---|
| 1か月の | 284時間 | 281時間 | 288時間 |
| 1日の | 13時間が | ||
| 14時間超の日 | 週2回まで | 週3回まで | 週3回まで |
| 休息期間 | 継続11時間が | ||
| 分割休息の | 3時間以上 | 4時間以上 | — |
9例題で確かめよう
例題1
ある
答えと解き方を見る
- 水曜の
勤務は 6:00〜18:00で 12時間。 - 水曜の
「1日」は、 6:00から 24時間後の 木曜6:00まで。 - 木曜は
4:00に 始業しているので、 4:00〜6:00の 2時間が 水曜の 24時間に 食い 込む。 - 水曜の
拘束時間 = 12 + 2 = 14時間(15時間以内なので OK。 ただし14時間ちょうどなので 「14時間超」には 入らない)。 - 休息期間 = 水曜18:00〜木曜4:00 = 10時間(9時間を
下回らないので OK)。
例題2
正しいか、
答えと解き方を見る
誤り。
10試験でねらわれるひっかけ
赤い
- 改正前の
数字 :1年3,516時間→3,300時間、1か 月 293時間→284時間、休息 継続8時間→11時間基本・9時間下限、 1日の 最大 16時間→15時間 - 休憩は
拘束時間に 。入る 「休憩時間は 拘束時間に 含まれない」は 誤り - 「1日」は
暦日ではない 。始業から 24時間で、 翌日の 早い 始業は 前日に 足す - 休息期間の
9時間は 。「下回らない」 「9時間以上を 与えるよう 努める」のように、 努力目標と すりかえた 文に 注意(努めるのは 11時間の ほう) - 分割休息の
「1回4時間以上・合計11時間」は 。バスの 数字 トラックは 1回3時間以上
まとめ
- 拘束時間 = 労働時間 + 休憩時間。
休息期間は 勤務と 勤務の 間の 自由な 時間 - 1日は
拘束13時間(最大15時間)、 休息11時間(9時間を 下回らない)。 足して 24 - 1か
月284時間・ 1年3,300時間。 協定で 310時間 (年6か 月まで、 連続3か 月まで)・3,400時間 - 「1日」は
始業から 24時間。 翌日の 早い 始業は、 前日の 拘束時間に 足す
出典:改善基準告示(トラック)、厚生労働省「トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント」。2026年10月時点の内容です。法令や告示は改正されることがあるので、試験の前には最新の公式資料で確認してください。